新味料65周年・料理酒50周年!おかげさまで125周年 日の出の想い出キャンペーン

おかげさまでキング醸造は今年、創業125周年を迎えることができました。
長きにわたりご愛顧いただいた皆さまへの感謝の気持ちを込めて、
「日の出商品と想い出エピソード」を募集したところ、
非常にたくさんの心温まる物語をお寄せいただきました。
その中から選ばれた20作品を水元さきのさんのイラストでご紹介いたします。

イラストレーション
水元さきのさん

1995年 東京都墨田区出身

柔らかな線と彩色で日常のシーンを描く。書籍や雑誌、広告などのイラストを手掛けている。
主な挿絵作品に『早期始発の殺風景』(集英社)、『わたしの気になるあの子』(ポプラ社)、『なんでもない一日の辞典』(WAVE 出版)などがある。

@ramunechoco

古川慎さんのナレーションで、3話 配信中!

ナレーション|古川慎さん

『ワンパンマン』のサイタマ役や、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛 頭脳戦~』の白銀御行役など、人気作品のキャラクターを多く演じている人気声優 古川慎さんに、期間限定でエピソードを読んでいただきました。

古川慎さん Profile

生年月日:1989年9月29日
出身地:熊本県
公式 HP:https://www.toysfactory.co.jp/artist/makotofurukawa/

  • TVアニメ「ワンマンパン」サイタマ役、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」シャディク・ゼネリ役、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」白銀御行役、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚」志々雄真実役、「転生したらスライムだった件」ベニマル役、ゲーム「Fate/Grand Order」アキレウス役、「刀剣乱舞ONLINE」大倶利伽羅役など、数多くの作品に出演中。
  • 第十四回 声優アワード助演男優賞を受賞。

受賞エピソード

野球部弁当と日の出みりん

野球少年の母さん

期間限定|20205年10/1〜12/31まで配信中!

ナレーション
古川 慎さん

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お母さんもう俺に話しかけてこないで。
春、反抗期まっさかりの息子が高校の野球部に入った。帰宅は毎晩22時すぎ。泥だらけのユニフォームと一緒に、疲れ切った顔で「飯ある?」ってぼそっと聞く。部屋は散らかし放題、忘れ物も日常茶飯事。つい「部屋を綺麗にしてよ!ちゃんとしなさいよ!」って声を荒げてしまう。

それでも毎朝5時半、土日祝日もお弁当を作る。栄養を気にして入れたミニトマトは「ぬるいからやめて」。注文は一人前だ。
ある日、日の出みりんで照りをつけた甘めの鶏の照り焼きを入れてみた。カリッと焼けた皮の食感がよくて、少しだけ自信があったけど、また何か言ってくるかな?。

「今日の、うまかった。あれ、また入れて」
冷蔵庫を開けながら、ぽそっと。
え? と思って顔を向けると「別に」と逃げるように風呂場へ。
掃除機をかけながら、なんでだろう、涙が出そうになる。聞こえないふりしたけど、ちゃんと聞こえたよ。
あの「うまかった」の一言が、私の一日を救ってくれる。
明日もまた、日の出みりんの照り焼きにしようかな。また同じのいれた!って怒られるかな?

お母さん、もう少しお弁当作り頑張ってみるよ。野球頑張れ!そしてこれからもよろしくね。

四畳半で囲んだ青春の食卓

rakuzoさん

期間限定|20205年10/1〜12/31まで配信中!

ナレーション
古川 慎さん

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高校を卒業し、大学に通うため京都に下宿することになりました。そこで母親の勧めで初めて買いそろえた調味料が、地元で馴染みある日の出「新味料」と「料理酒」、ヒガシマルの淡口しょうゆでした。ワンドアの小型冷蔵庫には、いつもこの3種類がありました。これらを持って、下宿の土間にあった共同の炊事場で自炊をしたのを思い出します。

お金がなかった学生時代のこと、レパートリーは少なく、野菜炒めか鶏肉の肉じゃがに卵かけご飯が定番。炒めものにも煮物にも欠かせない調味料でした。土間なのでエアコンもなく、夏は汗だく、冬は足元から底冷えを感じながら料理してました。出来上がった料理は、2階にある四畳半の部屋まで運んで、こたつテーブルでテレビを見ながら食べました。時には料理のにおいに誘われてきた友人と、酒を飲みながらワイワイと。青春の思い出です。

「みーちゃん専用」おやつの味

とぺさん

期間限定|20205年10/1〜12/31まで配信中!

ナレーション
古川 慎さん

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日の出の本みりんは母がずっと使っていてそれに倣うように私も愛用しています。毎日の料理に欠かせないものなのですが私は日の出本みりんを見るとつい笑ってしまうんです。

娘が5歳になったくらいから料理やお菓子作りに興味を持ち始めちょこちょこお手伝いしてくれるようになりました。小さな手で、ぶきっちょながらも頑張る姿が可愛くて、教えるのは大変だけど私にとっても大好きな時間です。そんな中、日の出みりんからのメルマガで本みりんを使ったスイーツが紹介されていて作ってみることにしました。いろいろある中で選んだのはマーラーカオ。グルグル混ぜるだけなので私は助手に徹してほとんどを娘に任せてみました。順調に材料を混ぜていく娘。が、本みりんの番になったところで事件は起きました…。本みりんをよく使う我が家では1リットルサイズを使っているのですがそれは娘には重すぎたんです。計ろうとした瞬間にグラっと手元がぶれて混ぜたボウルの中にドドドっと本みりんが入りました!

「どうしよう…」と涙ぐむ娘に「大丈夫大丈夫!大さじ2、これくらいだよ!すごいね!ちょうど入れれたんじゃない?バッチリよー!」とすかさずフォローを入れて、明らかに本みりんを入れすぎた生地を蒸してみました。
蒸しあがるまでのドキドキ感ったらなかったです。
幸いにも出来上がったものはふっくら膨らんで美味しそう!

しかも、これはきっと多めにいれた本みりん効果なのですがしっとり甘くてとっても美味しかったのです!
「これ、うまいなー!」と食べる夫に「私が作ったんだよ!ね、ママ!」と自信満々な娘。
さっきまで泣きそうな顔してたのに得意げになっちゃって。
娘を笑顔にしてくれた本みりんの偉大さに感謝です。

そして現在我が家では本みりんで作るマーラーカオは娘の得意料理で定番おやつになっています。
ひとつ違うのは1リットルのほかに娘専用300mlの本みりんを用意したこと。
日本広しといえど「みーちゃん(娘)専用」とシールの貼られた本みりんがあるのは我が家だけじゃないでしょうか。
これが可愛くて面白くて私はつい、本みりんを見ると笑ってしまうのです。

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