日の出みりん・料理酒の効果と使い方

「さしすせそ」と一緒に
日の出調味料をプラス!

日の出みりん定番シリーズ

料理の「さしすせそ」をご存知ですか?
和食の基本の調味料の頭文字である砂糖の「さ」、塩の「し」、酢の「す」、醤油の「せ」、味噌の「そ」は味付けをするときの調味料を入れる順番を表しています。
「みりん」や「料理酒」は「さしすせそ」と一緒に使うことで、普段の料理を一層美味しく仕上げます。

調味料を入れる順番

みりん類全般
料理酒
清酒(日本酒)など

加熱してアルコールを
飛ばす調味料

砂糖
醤油
味噌
みりん風調味料

加熱不要、火を使わない
調理にも使えて便利!

このページでは「日の出」マークでお馴染みの「みりん」「料理酒」について
それぞれに似た調味料との特徴や違いをご紹介します!
違いを知った上で、料理をもっと楽しみましょう♪

あなたは知ってる?
調味料の違いと効果

本みりんと料理酒の違いと効果
みりんと料理酒の違いと効果

本みりんも料理酒も、コク・うまみを料理にプラスしてくれる調味料という点ではどちらも同じです。また、どちらも米を原料としたアルコールを含む調味料という点も共通しています。
しかし、本みりんと料理酒の大きな違いは役割にあります。
本みりんは食材に甘みを加え、てり・つやを付けます。一方、料理酒は糖類を含んでいません。料理にコク・うまみを加えたり、臭みを消したりしつつも、甘みは必要ないといった料理などに活用できます。
そのため、料理で使用するときにも、使いどころや効果などが異なります。

本みりん 料理酒
使う料理例 和食を中心とした煮物など 和洋を問わず様々な料理
調理のポイント アルコールを含むので、加熱が必要 アルコールを含むので、加熱が必要
食塩を含むので、塩加減に注意
どんな味? 甘味・うま味 塩味・うま味
肉や魚の臭みを消す
煮崩れを防ぐ
うまみ・コクを付ける
てり・つやを付ける
味を染みこみやすくする
食材を柔らかくする
3種のみりん(本みりん・
みりん風調味料・
みりんタイプ調味料)の違いと効果
みりんと料理酒の違いと効果

「みりん」と聞いて思い出すみりんはどのみりんでしょうか?
「本」みりん・みりん「風調味料」・みりん「タイプ」調味料と、実はみりんには3種類あります。日の出みりんはみりんメーカーとしてこの3種類のみりんを製造・販売しております。それぞれの特徴を知って「みりん」を使いこなしましょう。

本みりん みりん風調味料 みりんタイプ調味料
使う料理例 和食を中心とした煮物など 甘みを付けたい様々な料理
タレ・ドレッシングなどの火を使わない料理にも
塩分を含むため、味のしっかりした料理など
特徴 昔ながらの製法で
作られた調味料
甘み、てり・つやの効果は
3種類の中で最も高い
3種類の中で
比較的安価である
アルコール度数 14%前後 1.0%未満 10%前後
どこで買えるの? 調味料・お酒売り場 調味料売り場 調味料売り場
肉や魚の臭みを消す
※酸味料の効果
煮崩れを防ぐ
うまみ・コクを付ける
甘みをつける
※食塩を含むので、塩加減に注意
てり・つやを付ける
味を染みこみやすくする
食材を柔らかくする
みりんと料理酒の違いと効果

●本みりんは、米、米こうじ、焼酎(もしくは醸造アルコール)を糖化・熟成して作られます。アルコールを原料にしていることもあり、アルコール分を14%前後含みます。調理の際は、加熱調理が必要です。
肉じゃがなどの煮崩れしやすい野菜を含んだ料理や臭みが気になる肉や魚の煮込み料理などにお使い頂けます。スーパーなどの売り場では「お酒」コーナーで販売されている場合があります。

●みりん風調味料は、水あめ(糖類)、米・米こうじの醸造調味料、酸味料などを原料として作られます。こちらはアルコール分を含まず、本みりんの調理効果である「てり・つや」「甘み付け」効果をより高めた商品です。加熱不要なのでアルコール分を避けたいお料理やタレ・ドレッシングなどの調理にお使い頂けます。

●みりんタイプ調味料は、水あめ(糖類)、米・米こうじの醸造調味料、食塩、アルコールなどを原料として作られます。 アルコール分は10%程度含まれていますが、塩分が添加されていることから酒税法の対象外になります。料理にうまみだけでなく塩味を取り入れたいときもおすすめです。

料理酒と日本酒の違いと効果
料理酒と日本酒の違いと効果

料理のレシピで「酒」と書かれている場合に料理酒と日本酒とどちらを使うか迷ったことはありませんか?
料理に使うお酒は、「日本酒」よりも「料理酒」が適しています。その理由は、「料理酒は料理専用」に醸造し、「日本酒は飲むためのお酒」として醸造しているためです。
飲用目的の「日本酒」は味わいをスッキリさせるために、アミノ酸などが多く含まれるお米の表層部分を削って酸味や雑味を抑えています。

料理酒売上NO.1の「日の出 料理酒(醇良)」は、このお米の表層部分を削り過ぎず、うまみが残るように醸造しています。 日本酒ではアミノ酸は雑味として感じられますが、料理ではこの雑味が「コク・うまみ」付けに繋がります。

料理酒 日本酒
使う料理例 和洋問わず、肉や魚を使う料理 素材の味を活かした料理
調理のポイント アルコールを含むので、加熱が必要
食塩を含むので、塩加減に注意
アルコールを含むので、加熱が必要
どんな違い? 調味料として醸造・ブレンドした酒 飲用を目的とした酒
酒税の違い 「食塩」を含むので酒税対象外 酒税対象
肉や魚の臭みを消す
煮崩れを防ぐ
うまみ・コクを付ける
味を染みこみやすくする
食材を柔らかくする

日の出調味料の定番!
本みりん・新味料・料理酒の上手な使い分け♪

本みりん 新味料(みりん風調味料) 料理酒
使う料理例 和食を中心とした煮物など 甘みを付けたい様々な料理
タレ・ドレッシングなどの火を使わない料理にも
和洋問わず様々な料理
調理のポイント アルコールを含むので、加熱が必要 加熱不要 アルコールを含むので、加熱が必要
アルコール度数 14%前後 1.0%未満 13%前後
肉や魚の臭みを消す
※酸味料の効果
煮崩れを防ぐ
うまみ・コクを付ける
甘みを付ける  
てり・つやを付ける  
味を染みこみやすくする  
食材を柔らかくする  
 

もっと詳しく

もっと詳しく

もっと詳しく

本みりんの使い方
本みりんの使い方

本みりんを使うと、料理にまろやかな甘みが感じられます。本みりんは砂糖と違い、さまざまな糖類が含まれているためです。

本みりんには約14%のアルコール分が含まれるため、調理の際は加熱しましょう。

【おすすめの料理】
●煮物(魚)
本みりんを加えた煮汁の中に魚を入れて煮ると、魚特有の臭みが消され、本みりんならでは甘み・コク・風味が付けられます。

●煮物(野菜)
本みりんにはさまざまな糖やアルコールが含まれており、これらが食材を引き締めることで野菜の煮崩れを防止します。

もっと詳しく

新味料(みりん風調味料)の
使い方
本みりんの使い方

本みりんと違ってアルコールをほとんど含まないことから、調理の際に煮切る必要がありません。料理の仕上げや、加熱しない料理にも使えるのがみりん風調味料の大きな特長です。

【おすすめの料理】
●照り焼きチキン
新味料(みりん風調味料)は本みりんよりも糖度が高いため、食材にてり・つやを出す効果が高いのが特長です。照り焼きチキンを作る際に使用すると、しっかりとてり・つやが出ておいしそうな見た目に仕上がります。

●サラダのドレッシング
新味料(みりん風調味料)はアルコール分が低いので、加熱する必要がありません。ドレッシングを手作りする場合には食材や調味料にそのまま加えて、甘みをプラスすることができます。
アルコールを飛ばすために加熱する必要がないので、液体の甘みを足したい時に便利ですよ。

もっと詳しく

料理酒の使い方
本みりんの使い方

料理酒には塩分が含まれる「料理酒(加塩料理酒)」と、塩分を含まない「料理清酒(非加塩料理酒)」があります。料理酒は酒類に含まれず「食品」に分類されますが、料理清酒は「酒類」として扱われる点が異なります。

●甘みを付けることなく肉や魚などの食材の臭みを消したいとき、また料理にコク・うまみを加えたいときにおすすめです。

【おすすめの料理】
●煮物(魚)
料理酒のアルコールが蒸発していくときに魚特有の臭みを消し、風味を良くします。また、料理酒には食材を柔らかくする効果もあるので、ふっくらとして柔らかい、おいしい身質の煮付けができあがります。

●鍋、冷や汁
料理酒を加えることで、鍋や冷や汁に入れた肉や魚などの食材の臭みをとり、食材のうまみをアップすることができます。また、アレンジ次第で温かい鍋から、冷めてもおいしい冷や汁まで楽しむことができますよ。

もっと詳しく

おいしく使い切る!
みりん・料理酒の保存方法

みりん(みりん類全般)・料理酒をおいしく使い切るためには、
開栓前と開栓後、それぞれの保存方法をきちんと把握しておくことが大切です

開栓前は、本みりん、新味料(みりん風調味料)、料理酒のいずれも冷暗所で保存します。冷暗所とは「温度が低く、光の差さない所」です。食品や薬品の保存温度の指標として、常温は15~25℃、室温は1~30℃、微温は30~40℃とされており、冷所(冷暗所)は1~15℃の場所といえるでしょう。
常温でも保存は可能ですが、高温になったり、紫外線が当たる場所、また急激な温度変化が生じる場所では品質に影響するので、そういった場所では保存しないようにしてください。

【おすすめの収納場所】
キッチンの床下収納やシンク下の収納など
日の出本みりん・新味料(みりん風調味料)・料理酒は、いずれも400ml・800mlなど小さいサイズも展開しているため、キッチン収納に保存しやすくなっています。

開栓後は、アルコールを含む調味料とそうでない調味料で保存方法が異なります。
・本みりん
開栓後も直射日光が当たらない冷暗所で保存します。開栓後はキャップがきちんと閉まっていないとアルコールが飛んでしまい、空気に触れることによる品質低下にもつながるので注意しましょう。 また、冷蔵庫での保存は避けましょう。冷蔵庫に入れると、本みりんに含まれる糖分が白く結晶化してしまうからです。ただし、結晶化した場合も品質自体には問題なく、温めると元に戻り、そのまま使用できます。


・新味料(みりん風調味料)
開栓後は、冷蔵庫で保存します。アルコールの殺菌作用で保存性が高い本みりんや料理酒と異なり、新味料(みりん風調味料)にはアルコール分が1.0%未満とほとんど入っていないためです。パッケージにも、「開栓後要冷蔵」の表記が確認できるでしょう。
冷蔵庫の開閉による温度変化の小さい場所がオススメです。また、空気に触れることも劣化につながるため、キャップをしっかりと閉めて空気に触れないようにしましょう。
新味料(みりん風調味料)については、冷蔵庫で保存しても白い結晶ができることはありません。


・料理酒(醇良)
開栓後も直射日光が当たらない冷暗所で保存します。キャップがきちんと閉まっていないとアルコールが飛んでしまい、空気に触れることによる品質低下にもつながるので注意しましょう。

料理の仕上がりの違いは
こちらから!

日の出 お料理写真ギャラリー

日の出調味料の商品情報は
こちらから!

商品情報
   

日の出調味料コラム