- 日の出調味料コラム
【特別インタビュー】長谷川あかりさんに聞く!料理酒の使い方
基礎調味料のみりん・料理酒。でも実は「料理酒の使い方が分からない。」「レシピに書いてあるから使う。」という方も多いのでは?そこで注目したのが、SNSで「料理酒がどんどん無くなる」「こんな使い方あったんだ!」とシンプルながらも素材を活かすレシピが人気の料理家・長谷川あかりさん。
長谷川さんのX(旧Twitter)では、4コマ形式の手順画像の中に「日の出 料理酒」が!
普段から日の出 料理酒を愛用してくださっている長谷川あかりさんにレシピ開発のオファーをしたところ、快諾いただき「長谷川あかりのいつものごはん」という日常使いしやすいレシピコーナーを開設いたしました。レシピ開発のコンセプトや長谷川あかりさんの料理への想いをインタビューさせていただきましたのでご紹介させていただきます。
実家にもあった「日の出 料理酒」
―長谷川さんのレシピにはよく「料理酒」が登場しますね。きっかけなどありますか?
なんだろう…元々、「日の出 料理酒」は実家にあったので馴染みがある調味料でした。
私は「酒蒸し」が大好きで…!一番好きな料理が「あさりの酒蒸し」くらい好きです(笑)
なので、料理を考える際にも「なんでも酒蒸しにしたら美味しいのでは?」という発想から料理酒をたくさん使うようになりました。
▼今回も厚揚げの酒蒸しなど「酒蒸し」をベースにしたレシピがたくさん!
―レシピのアイデアはどのようにして考えていますか?
まずは、主になる肉や魚などに対して料理酒を100ml入れてから、適宜水、調味料を加えていくというのが多いです。実際にレシピを作る際には調整しますが、自宅で料理を作るときにはこんなふうに考えています。一緒に使う野菜やメインのたんぱく質を変えるだけで何通りにもアレンジするアイデアが湧いてきます。料理酒の包容力は凄いです!
―今回のレシピ開発は大変でしたか?
いえ!今回は普段から使っている調味料で普段作っている料理がベースだったので考えやすかったです。普段から使っている日の出料理酒は1Lサイズを常備しています(笑)びっくりするくらいのスピードでなくなっちゃいますが、たっぷり惜しみなく使っています!
私のレシピは料理酒と塩をよく使うのでこれらは切らしてはいけないんです。
これはほんとに美味しい!料理酒で炊く「塩むすび」
―今回考案いただいたレシピの中でのイチオシはありますか?
「料理酒炊きごはんでつくる塩むすび」はイチオシ!
元々、お酒を入れてご飯を炊いていたので応用バージョンで皆さんが試しやすい「塩むすび」にしました。お酒の匂いが気にならないギリギリのところまで分量を調整しました。
この塩むすびは炊き立ても美味しいですが、冷めてからだとより米粒一つ一つに味が馴染んで美味しくなるんです。
*日の出料理酒はお米の旨み(アミノ酸)が残るように醸造しています。
丁寧風な料理で楽しんで欲しい
「丁寧に生きたくても忙しい」「SNSを見ながら自分もこんな風に暮らしたい」という気持ちが湧くときもあると思うのですが、無理せず丁寧「風」な暮らしを楽しんで欲しいです。そうすると少ない調味料で素材の味を活かした料理をするだけで丁寧に生きている!って感じがして嬉しくなる。お店の味を真似するというよりはおうちで楽しむシンプルな味を心がけています。
\長谷川あかりさん考案レシピ/
Profile
長谷川あかり
料理家、管理栄養士。子役タレントとして活躍後、大学で栄養学を学ぶ。SNSで発信する手軽かつオシャレなレシピが働く女性を中心に人気を集め、SNS総フォロワー数49万人を超える。
本コーナーでは「普段から作っている」というお料理をメインに、日常に溶け込んだホッとするレシピを発信中。書籍に「いたわりごはん」「つくりたくなる日々レシピ」他、2024年7月に初のパーソナルムックとなる「長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.1」(扶桑社)を発売。