日の出みりんコラム

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みりんや料理酒のペットボトルはどう捨てる?~分別のコツも大公開!~

ペットボトル容器は今や飲料にとどまらず、調味料や洗剤などあらゆる液体を入れられる容器として広く普及しています。みりんや料理酒においても、以前は瓶容器が大半でしたが、今では軽くて割れにくいペットボトル容器が主流になってきています。そんなペットボトルですが、皆さんはどのように捨てられていますか?ここでは、ペットボトルの捨て方や分別のコツについてご紹介いたします。

 

ペットボトルの捨て方について

ペットボトルはリサイクル可能な容器です。そのことは一般の方にも広く知れ渡っており、当社が実施したアンケート「環境問題に最も配慮した容器は何だと思われますか?」では、ペットボトルは、紙パック(約49%)に次ぎ20%と、消費者から環境配慮へのイメージの高い容器となっています。また、ペットボトルを選択された方の理由としては、「リサイクルしやすい」が多く、ペットボトル=リサイクルというイメージが定着していることが分かります。

調査対象 20代以上の男女、全国47都道府県内の居住者
調査方法 インターネット調査
インターネットアンケートシステムを利用 「調味料に関するアンケート」
調査期間 2022年09月06日 ~ 2022年09月09日
調査設計 20代男女100サンプル(83)、30代男女100サンプル(97)、40代男女100サンプル(100)、50代男女100サンプル(100)、60代以上男女100サンプル(100)

※()内は実際の回答数。

なお、ペットボトルを捨てる際はキャップ・ラベルを分別し、洗って潰すことが望ましいです。その上で、ボトル部分は資源ごみ等のリサイクルできるごみの日に出し、キャップ・ラベルは各自治体の定めるごみの種類に従って捨てるようにしましょう。

 

ペットボトルの分別のコツは?

ペットボトルをリサイクルする際に必要な分別ですが、「キャップが取り外しづらい」「ラベルが上手く剥がせない」というご経験はありませんか?当社へも同様のお問い合わせを頂いており、より分別しやすいように改善を行いました。ここでは、当社商品のキャップとラベルの分別のコツをご紹介いたします。

キャップ

ペットボトルの分別にはキャップを外す必要がありますが、うまく取り外すことができず、ちぎれてしまったといった事があるかと思います。そこで、当社では上ぶたを右斜め下へ引き、回してから上へ引き抜くキャップに改良し、従来よりちぎれにくく弱いチカラで分別できるようになりました。

※対象となるサイズは300ml~1Lサイズの商品です。

【キャップ取り外し手順】

①上ぶたを右斜め下に引く(黄色の丸で囲った部分を引き裂く)

②まわして上に引き抜く

ラベル

ペットボトルについているラベルも分別が必要ですが、きれいにはがすことができず、残ったラベルを何度もはがすのが大変…というご経験はありませんか?当社ではラベルをペットボトルへ貼る際に使用する糊を見直し、よりはがしやすいものへ変更しました。はがす際は指や爪を痛めないようにご注意ください。

キャップ・ラベルの分別はこちらから

 

 PETボトルリサイクル推奨マークの認定を取得

分別され、捨てられたペットボトルは回収されて再度ペットボトルに利用する事が出来ます。キング醸造株式会社は、環境保全の一環として、一部の商品のボトルに環境に配慮した再生材PET樹脂をブレンドし、みりん・料理酒業界では初めてPETボトルリサイクル推奨マークの認定を取得※し、推奨マークロゴをパッケージデザインに採用致しました。

今後も、地球環境への負荷が少なく、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組むとともに、分別をしやすくすることで出来る限りお客様の負担も少なくするような商品開発を続けていく所存です。

※自社調べです。

※PETボトルリサイクル推奨マークは、日本国内で消費され回収された使用済み「指定PETボトル」を再生したフレーク、ペレットまたはパウダーであるPET樹脂である「再生材PET樹脂」を、商品の「主要構成部材」の原料としてのPET材に占める割合が、重量で25%以上である場合に認定されます。当社では、「再生材PET樹脂」を重量の30%含んだペットボトルを一部商品に活用しています。回収された使用済みPETボトルは、再生原料(フレークやペレット)に加工された上で、指定PETボトル(コーヒー等)、シート製品(食品トレイ等)、繊維製品(ユニフォーム等)、成形品(ボールペン)等の製品へ再利用されます。

※参考:PETボトルリサイクル推進協議会HP https://www.petbottle-rec.gr.jp/